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各種取鍋施工
煉瓦築炉施工
LADLE&FURNACE
CONSTRUCTION
各種取鍋施工
取鍋施工に重点を置き長寿命化に貢献
用途や大きさなどで幅広い実績
大沢耐火では、2000年以降煉瓦による築炉施工から不定形耐火物(キャスタブル)による施工に重点を置き、耐火物の長寿命化に貢献しております。
また、取鍋施工のほかに炉蓋や樋といったあらゆる築炉施工を必要とされるものに挑戦し続けています。
特に取鍋に関しては、FC、FCD鋳鉄をはじめ鋳鋼(SC)、ステンレス鋼、銅合金、アルミの他特殊鋼の取鍋まで幅広く対応しております。また、容量100kgの小型の取鍋から最大容量7tの大きな取鍋まで当社に持ち込み施工を行っています。
現在では、年間総施工数が400~500基程の施工実績があり、多くのお客様からのご要望にお応えしております。
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鋳鉄用
取鍋
FC/FCD -
鋳鋼
ステンレス用
取鍋SC -
自動
注湯取鍋 - 炉蓋
- 煉瓦築炉
WIDE RANGE OF SUPPORT
Flow
取鍋施工の流れ
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1.解体
コンクリートハンマで取鍋内部キャスタブル耐火物を解体し、解体ができたら内部を洗浄します。また、解体したキャスタブル屑は再利用致します。
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2.断熱材施工
注湯した湯の温度ドロップを防ぐ目的で取鍋内部の鉄皮に断熱材を施工します。
断熱材は使用に応じていろいろな種類がございます。 -
3.型枠セット
金型のホーマ枠にグリース等の離型剤を塗布し、取鍋にセットし、ズレないようにしっかりと固定します。
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4.キャスタブル施工
ミキサー内にキャスタブルと水を入れて5分程度混錬し、取鍋とホーマ枠の隙間へ流し込みます。最後に上部をコテできれいに均します。
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5.脱型
硬化を確認後、金型ホーマ枠を抜きます。脱枠後キャスタブル内部にできた気孔穴を補修します。2~3日間日差しの良い所で養生を置きます。
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6.乾燥
養生後100~250℃にて8時間低温での乾燥し、ガスバーナーにて10~20時間でMAX1000℃まで乾燥します。
200~400℃までの乾燥には水蒸気爆裂などに注意が必要です。
Achievement
主な取鍋施工実績
1.AL-1Sキャスタブル
- 会社名:静岡県K社
- 使用取鍋:6T FC取鍋
- 溶解設備:高周波 6T炉
- 使用状況:5~10ch/日補修なし
- 使用結果:約6ヶ月(100日以上)
- 最終使用回数:約700ch
- 施工寸法:側壁 90㎜ 底120㎜
2.AL-1BMSキャスタブル
- 会社名:岐阜県K社
- 使用取鍋:1.3T FCD 反応取鍋
- 溶解設備:低周波 1.5T炉
- 使用状況:40ch/日(24時間操業)翌日補修有り
- 使用結果:約3ヶ月(50日以上)
- 最終使用回数:約2000ch
- 施工寸法:側壁 60㎜ 底120㎜
3.AL-1・AL-1Mキャスタブル
(自動注入取鍋)
- 会社名:愛知県N社
- 使用取鍋:自動ライン据え置き
- 溶解設備:低周波高周波 1T
- 使用状況:30~40T/日
- 使用結果:1日使用 翌日ノロ除去 部分補修
- 最終使用回数:約3ヶ月~6ヶ月
- 会社名:愛知県S社
- 使用取鍋:注入取鍋
- 溶解設備:FCD
- 使用状況:24時間操業
- 使用結果:1日使用 翌日ノロ除去 部分補修
- 最終使用回数:約3ヶ月~6ヶ月
4.AL-1BFキャスタブル(各種樋専用)
- 会社名:富山県 K社
- 使用取鍋:出鋼樋
- 溶解設備:アーク炉10T
- 使用状況:160T/日
- 使用結果:1日使用 翌日ノロ除去 部分補修
- 最終使用回数:約6ヶ月~9ヶ月
- 会社名:愛知県 K社
- 使用取鍋:出銑樋
- 溶解設備:キューポラ5T
- 使用状況:40T/日
- 使用結果:1日使用 翌日ノロ除去 部分補修
- 最終使用回数:24時間操業
Statistics
取鍋施工数統計
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